【2021年最新版】なぜコンビニスイーツは売れ続けるのか?おすすめコンビニスイーツを大紹介!

プロが生み出す厳選食材を用いた洋菓子店にコンビニスイーツはなぜ勝てるのか? この記事ではそもそもコンビニスイーツとは何か、コンビニスイーツがなぜ人気なのか、

みなさんこんにちは!

今回ご紹介していくのは、絶対に抑えておきたいコンビニスイーツ2021年版です。

プロが生み出す厳選食材を用いた洋菓子店にコンビニスイーツはなぜ勝てるのか?

そこにはコンビニスイーツが持つ魅力が大いに関係していました。

この記事ではそもそもコンビニスイーツとは何か、コンビニスイーツがなぜ人気なのか、

そして実際に各社のおすすめコンビニスイーツに着目してコンテンツをお送りしていきます。

<目次>

  1. そもそもコンビニスイーツって何?
  2. コンビニスイーツの歴史
  3. コンビニスイーツ革命の風雲児「プレミアムロールケーキ」
  4. セブンイレブン「オリジナルスイーツ」
  5. ファミリーマート「Sweets+(スイーツプラス)
  6. ローソン「Uchi Cafe SWEETS(ウチカフェスイーツ)」
  7. まとめ


そもそもコンビニスイーツって何?

私たちは「コンビニスイーツ」という言葉を普段何気なく使いますが、その定義は何なのでしょうか。

一般的にコンビニスイーツとはセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンなどのコンビニ各社が独自に開発するデザート、スイーツのこと。

一見この定義ではコンビニスイーツは洋菓子に限定されると思われがちではありますが、羊羹などの和菓子などもコンビニスイーツには含まれます。

その中で各社はコンビニスイーツにそれぞれのオリジナルブランドを有している場合もあります。

要は他社との競合に勝つために、それぞれの会社が独自路線を打ち出して差別化を図っているわけですね。

近年ではコンビニスイーツをめぐる覇権争いがそのまま各社の全体売り上げに大きく影響することもあり、コンビニスイーツの開発競争は熾烈さを増しています。

例えば有名所では、セブンイレブンが「オリジナルスイーツ」ローソンが「Uchi Cafe SWEETS(ウチカフェスイーツ)」などをオリジナルブランドとして打ち出しています。

これらを含めコンビニスイーツには以下のようなブランドがあります。

<コンビニスイーツのブランドまとめ>

①セブンイレブン…「オリジナルスイーツ」

②ファミリーマート…「Famima Sweets(ファミマスイーツ)」

③ローソン…「Uchi Cafe SWEETS(ウチカフェスイーツ)」

④ミニストップ…「ハピリッチスイーツ」

⑤サークルKサンクス…「Cherie Dolce(シェリエ・ドルチェ)

⑥スリーエフ…「F STYLE(エフスタイル」



コンビニスイーツの歴史

コンビニ各社が本格的にコンビニスイーツの開発に着手し始めたのは2000年代に入ってからのこと。

意外に浅い歴史ですが、それではなぜコンビニスイーツはもっと前から存在していなかったのでしょうか?

この理由はコンビニを利用する客層にあります。

というのも従来コンビニを利用するお客さんの8割近くが男性であり、中年層をターゲットにしていたことから、スイーツ開発にそれほど力を入れなかったという事情があります。

そのため従来のコンビニスイーツは大手の菓子店から仕入れた既存の商品が大半であり、各社が独自にスイーツを開発するというトレンドは全くありませんでした。

当時のコンビニにスイーツを全く置いていなかったというわけではありませんが、スイーツとしての必要最低限の種類とクオリティを保てていればいいという認識だったそう。

「本当に美味しいお菓子を買いたければ洋菓子店に行けば良い」というのが世間の常識であり、各コンビニはオリジナル商品を作る必要に迫られなかったためです。

しかしそれまで男性客中心だったコンビニの客層を一変させたのがコンビニスイーツの誕生であり、コンビニ市場を一気に変革した存在でもあります。

コンビニエンスストア、すなわち文字通り私たちの生活シーンに身近な便利な店であるという利点を活かさない手はないという各社の思惑があり、

PB(プライベートブランド)を立ち上げるなどして洋菓子店などとの差別化を図る動きが加速していくこととなりました。

これによりコンビニスイーツが各社の業績に直結するほどの重要な商品となり、競争は激化していくこととなります。



コンビニスイーツ革命の風雲児「プレミアムロールケーキ」

<ローソン公式サイトより>

2006年以降、各社はPBを立ち上げコンビニスイーツの商品開発が加速していくこととなります。

しかしやはりコンビニにはスイーツ開発の経験がほとんどなく、ノウハウは圧倒的に不足していたため苦戦を強いられることとなります。

そんなコンビニスイーツ黎明期において、いち早く爆発的なヒットを収めたのがLAWSON(ローソン)の「プレミアムロールケーキ」。

このプレミアムロールケーキは発売から5日で100万個以上を売り上げるという空前絶後のスタートダッシュを切り、ローソンに来店する女性客は一気に増加しました。

プレミアムロールケーキは一気に全国に名が知れ渡り、現在にまで続くコンビニスイーツ人気の基礎を作った商品となります。

このプレミアムロールケーキの最大の特徴だったのが、ロールケーキをスプーンで食べるという斬新さ。

加えて従来のコンビニスイーツにはなかったまるで洋菓子店のロールケーキのような美味しさに話題沸騰の状態でした。

しかしこのプレミアムロールケーキ大ヒットの裏にも、開発陣による涙ぐましい努力があり

ます。

というのも、プレミアムロールケーキは「洋菓子店に負けない満足感を出せるスイーツ」というコンセプトのもと開発された商品。

女性客を取り込むために開発陣には男性でなく女性を多く配置、そして厳選材料を入手するために複数のメーカーと取引し、

発売前には都内のイベントや百貨店などで多く試食会を行うなど、大ヒットを生み出すための緻密なプランニングを行っていました。

コンビニスイーツの価格はコンビニ内の他の商品と比較すると決して安い商品であるとは言えないものの、

コンビニスイーツは洋菓子店よりも安く、だけど洋菓子店と同じくらい美味しいという評判で地位を確立していきます。

これにより「おにぎりやパンなどを購入するついでにスイーツを買う」ではなく、「PBスイーツ目当てにコンビニに行く」という新たな客層を取り込むことに成功したのです。

またコンビニスイーツが全国に広まったのは、コンビニの地理的な側面も関係していると考えられます。

すなわち百貨店や繁華街に行かなければ買えない洋菓子店のスイーツの味を、家の近くでいつでも購入して楽しめるという点にコンビニスイーツの強みが見られるのです。



セブンイレブン「オリジナルスイーツ」

<セブンイレブン公式サイトより>

それでは早速コンビニ各社のPBスイーツを見ていきましょう。

まずはセブンイレブンの「オリジナルスイーツ」です。

セブンイレブンは2018年に自社スイーツの魅力をSNSで発信していくことを目的に「スイーツアンバサダー」を募集するなど、

ローソンに負けじとオリジナルスイーツのブランディングに取り組んできました。

コンビニ業界屈指の規模を誇るセブンイレブンは全国に直轄の自社工場を持ち、大きなマーケティングを行えるのが強みです

「近くて便利」というフレーズを掲げるセブンイレブンのCMを皆さんも一度は耳にしたことがあるかと思います。

コンビニスイーツに関しては「コンビニかつ洋菓子店となる」を目標に、洋菓子店よりも低価格でありながらも高品質のスイーツを開発することへ注力してきました。

全体的なPB「オリジナルスイーツ」の印象として、ド派手に目を引く真新しい商品を開発するというよりかは、

洋菓子店でもよく見るポピュラーなスイーツを重点的に開発強化しているという印象。

そのためシュークリームやプリンなどのド定番スイーツの味にハズレがありません。

自社工場を全国に配置する強みを生かして、原材料からメーカーと協力して商品開発を行うことができるセブンイレブン。

全国どこからでも作りたての新鮮スイーツを各店舗に配送することができます。

そんなセブンイレブンPBの「オリジナルスイーツ」に関して、今回ご紹介するおすすめスイーツは以下の通りです!

①オリジナルスイーツの最高傑作「ダブルクリームのカスタード&ホイップシュー」

②端までクリームたっぷり「プチエクレア6個入り」

③ホイップと口溶け良しのカスタード「北海道産クリームのふんわりロールケーキ」

④濃厚チーズのベイクドケーキ「クラシックチーズケーキ」

⑤こだわりの直火焼「新鮮な卵と、牛乳を使用した直火焼きプリン」

⑥ごろごろ苺がたまらない「クレープ苺ソース&ミルククリーム」

⑦セブンカフェの美味しさをゼリーに「セブンカフェゼリー」

⑧卵黄だけを贅沢に使用「きみだけのプリン」

⑨暑い夏に爽やかさを「マンゴー&杏仁」

⑩一口サイズで小腹を満たせる「とろもちわらび餅 黒蜜入り」



オリジナルスイーツの最高傑作「ダブルクリームのカスタード&ホイップシュー」

<セブンイレブン・ジャパン公式Twitterより>

先に述べたようにセブンイレブンは定番のスイーツに力を入れていますが、こちらでご紹介する「ダブルクリームのカスタード&ホイップシュー」は

まさにオリジナルスイーツの最高傑作と言っても過言ではないイチオシスイーツです。

セブンイレブンのシュークリームはコンビニ業界屈指の人気を誇り、品切れを防ぐために毎年2商品以上は必ず販売するほど。

上記画像や商品名から分かる通りこちらのシュークリームにはホイップクリームとカスタードクリームの両方含まれており、2色の味を楽しむことができます。

このホイップとカスタードという2種類の甘さを引き立たせるのは、香ばしく焼き上げたカリッとした食感のシュー生地。

なめらかな甘さのカスタードクリームとホイップクリームに非常によく合います。



端までクリームたっぷり「プチエクレア6個入り」

<セブンイレブン公式サイトより>

続いてご紹介するのは「プチエクレア6個入り」。

自社工場で製造したこだわりのカスタードクリームとホイップに、バニラビーンズなどを配合してカスタードクリームを製造。

それをサクッとした食感のエクレア生地にたっぷりと詰め、生地の周りをチョコレートでコーティングしています。

端までしっかり濃厚なクリームが入っていて、かつ贅沢にチョコがコーティングされたエクレアは食べ応えがあります。

商品パッケージに「シェアして食べる」とあるように、6個入りのため誰かとシェアしながら食べることもおすすめです。



ホイップと口溶け良しのカスタード「北海道産クリームのふんわりロールケーキ」

<セブンイレブン公式サイトより>

続いてご紹介するのは「北海道産クリームのふんわりロールケーキ」。

本商品には「エグパティシエール」というマークがついています。

エグパティシエールとはセブンイレブンのお菓子専用に生産されている卵のことを指し、カスタードクリームに使用されている卵は全てこれにあたります。

つまり普通の卵ではなく、スイーツに最も適した卵が使用されていると考えてもいいでしょう。

生地は商品名通りふわふわの食感で、クリームは決して甘すぎず意外とあっさりとした後味です。

甘党からすると「甘さが足りない…!!」と思われるかもしれませんが、私は非常にさっぱりとした味わいでリピートしちゃいました。

しつこすぎないクリームなので、何個でも食べれてしまいそうなセブンイレブンの渾身のロールケーキの味をぜひご賞味ください。



濃厚チーズのベイクドケーキ「クラシックチーズケーキ」

<セブンイレブン公式サイトより>

続いてご紹介するのは濃厚チーズのベイクドケーキである「クラシックチーズケーキ」。

セブンイレブン公式サイトでは「口溶け滑らかなベイクドチーズケーキ」と紹介されていますが、スフレチーズケーキのような口当たりの軽さはあまりなく、

しっかりと腰の入った食感を持つチーズケーキとなっています。

また濃厚チーズが使用されているとは言ってもチーズの臭みなどはほとんどなく、濃厚でありながらも非常に食べやすい味に仕上がっています。

個人的にはチーズケーキというよりもむしろ卵ケーキのような印象を覚えるほど、厳選された卵の味が際立つ商品であるという印象です。

夏場だと少しだけ冷凍して固まった状態で食べると、さらに美味しくいただけるとのこと。

甘さが強く、かつずっしりと重めの食感であるチーズケーキが好みであるという方はぜひ一度その味を体験してみてください。



こだわりの直火焼「新鮮な卵と、牛乳を使用した直火焼きプリン」

<セブンイレブン公式サイトより>

続いてご紹介するのはこだわりの直火焼きが特徴の「新鮮な卵と、牛乳を使用した直火焼プリン」。

セブンイレブンこだわりの厳選卵を使用し、直火焼きのオーブンで時間をかけて焼き上げた正統派焼きプリンです。

熱波ではなくガスオーブンで直接焼くことで、プリンの表面にこんがりとした焼き目をつけることが可能となっています。

こだわりのカラメルはほのかに苦味を感じるテイストで、卵の甘さが光るプリン生地との絶妙なコントラストを生み出しています。

内容量は4個入りとなっており、多すぎず少なすぎずちょうどいいサイズ感です。

レビューには「オハヨー社の焼きプリンと同じような味」という意見もありました。

また、カロリーが4個入りで100キロカロリーと低いのも嬉しいポイントですね。



ごろごろ苺がたまらない「クレープ苺ソース&ミルククリーム」

<「セブンイレブン『クレープ苺ソース&ミルククリーム』生地・クリーム・ソースの全てが美貌と実力を兼ね備えたコンビニスイーツ界の圧倒的女王!」ENGI>

続いてご紹介するのはごろごろとした苺の果肉がたまらない「クレープ苺ソース&ミルククリーム」。

本商品はしっとりとしたクレープ生地に食感の良い苺の果肉をふんだんに盛り込み、苺ソースとミルククリームで包んだ一品。

生地の隅々にまでクリームが詰め込まれているため、手に持ってみるとしっかりとした重さが感じられます。

実際に食べてみると想像以上に苺の果肉は大きく、甘いミルククリームと苺の酸味が絶妙にマッチング。

ミルククリームも甘っこいというわけではなく、苺ソースを打ち消さない程度のすっきりとした味に仕上げられている印象です。

それに生地のもちもちとした食感も相まって、味と食感の両方から楽しむことのできるおすすめスイーツとなっています。



セブンカフェの美味しさをゼリーに「セブンカフェゼリー」

<【実食】コーヒー好きにイチオシ「セブンカフェゼリー」ムース&ホイップ重ねで変化も楽しめる!>

続いてご紹介するのはセブンイレブンの大人気コーヒー「セブンカフェ」の豆が使用された「セブンカフェゼリー」。

まず目に入るのは特徴的な3層構造。

セブンカフェの豆を使用したコーヒーゼリーの上にはコーヒームースが重ねられており、さらにその上に生クリームがトッピングされています。

メインとなる最下層のコーヒーゼリーの食感は柔らかすぎず、セブンカフェと同じように渋みや苦味が引き立てられたテイスト。

対して上に重ねられたコーヒームースはふんわりと柔らかく盛られており、クリームとコーヒーが組み合わさったマイルドな味わいを楽しむことができます。

コーヒーゼリー、コーヒームース、そして生クリームという3層がありますが、一緒に食べても別々に食べても新しい味の発見がある商品となっています。

甘さ控えめに仕上がっているため、コーヒーの味の深みやほろ苦さが大変際立つこの一品。

飽きのこない大人気セブンカフェの味わいを、コーヒーゼリーでもぜひ堪能してみてください。



卵黄だけを贅沢に使用「きみだけのプリン」

<「きみだけのプリン」セブンプレミアム向上委員会より>

続いてご紹介するのはプリン生地に卵黄部分だけを使用している「きみだけのプリン」。

従来は白身も含めた卵全てを使うプリンが一般的だったものを、この商品では黄身だけを使用しています。

そのため今までのプリンよりもさらにコクが出て舌触りが滑らかに。

さらにプリン生地の下に敷き詰められた少し苦味のあるカラメルは、そんな生地の濃厚さをさらに引き立ててくれる存在です。

外見は至って普通のプリンですが、卵本来の味をより感じることのできる一品です。

香料・着色料なども一切使用されていないため、自然な甘さを体感できるという点も良いですね。

個人的には「きみだけのプリン」という商品名も、センスを感じさせる非常にインパクトがあるネーミングだと思います。



暑い夏に爽やかさを「マンゴー&杏仁」

<「マンゴー&杏仁」もぐナビ>

続いてご紹介するのは暑い夏に爽やかさを与えてくれる「マンゴー&杏仁」。

上記画像の通り贅沢に半分以上マンゴーゼリーを使用し、その下に杏仁豆腐を敷き詰めた新しいスイーツ。

このマンゴーゼリーにはマンゴーソース、マンゴーの果肉も含まれており夏にぴったりな爽やかな味に仕上がっています。

杏仁豆腐と一緒に口に運べばごろごろと大粒なマンゴー果肉の食感と、ふんわりとした杏仁とミルクのコラボレーションを味わえる一品。

ゼリー状のため非常に食べやすく、なめらかなしっとりとした舌触りでリピーター続出です。

また、杏仁豆腐を使用しているためカロリーが非常に抑えられている点も高評価ポイント。

ダイエット中の方でもつるんと食べることのできる「マンゴー&杏仁」とともに、暑い夏を乗り越えましょう!



一口サイズで小腹を満たせる「とろもちわらび餅 黒蜜入り」

<セブンイレブン公式サイトより>

続いてご紹介するのは一口サイズでも満足感が光「とろもちわらび餅 黒蜜入り」。

一口大に細かくカットされたわらび餅は黒糖でしっかりとコーティングされており、細かなきなこと親和性も高いです。

わらび餅は口溶けがかなり良く、しっかり噛み切る必要はありません。

そのためかなりもっちりとした食感となっており、個人的には大好きなポイント。

上記画像を見ていただくと分かる通り見た目は至ってシンプルですが、シンプルな定番商品に最大限の力を注いで開発を行なってきたのがセブンイレブンです。

この「とろもちわらび餅 黒蜜入り」もその例に漏れずわらび餅の温度、生地の食感、黒蜜の甘さなどのあらゆる点に隙がありません。

カロリーもセブンイレブンスイーツの中では控えめであるため、空き時間のちょっとした小腹を満たすためのスイーツとしてもグッド。

年中楽しめるスイーツではありますが、夏に冷蔵庫でよく冷やした状態で食べると美味しさを最大限引き出すことができますよ。



ファミリーマート「Sweets+(スイーツプラス)」

<ファミリーマート公式より>

続いて見ていくコンビニPBはファミリーマートの「Famima Sweets(ファミマスイーツ)」。

コンビニ各社がオリジナルスイーツの開発を始めたのは2006年ごろ。

従来はメーカーが製造していた既製品を店頭に並べていたコンビニ各社ですが、一部の会社ではオリジナルスイーツの販売もごく小規模に行われていました。

それがここでご紹介していくファミリーマートです。

というのも実はファミリーマートは業界の中でオリジナルスイーツの先駆け的な存在でした。

1998年6月には「ミスクルクル」という夏向けのオリジナルスイーツを開発。

こちらはコーヒー味、苺味、マンゴー味の3種類を展開し、値段は税込で210円でした。

コンビニが既製品ではなくオリジナルスイーツを開発するというのは真新しく話題性も十分にあったと考えられますが、

インターネットなどが十分に発達していない時代であったためなかなか世間に認知されることはなかったそう。

そして時が経ち、ファミリーマートのPB(プライベートブランド)が誕生したのは2006年。

ご存知の方も多い「Sweets+(スイーツプラス)」という名前でブランドは立ち上がり、女性をターゲットとした本格派スイーツの開発に着手します。

しかしやはり当時の客層は圧倒的多数が男性であり、なかなか最初は女性向けスイーツの売り上げは好調でなかったそう。

むしろ男性向けに開発したスイーツの売れ行きが好調でした。

というのも男性には「おしゃれな洋菓子店に男が1人でスイーツを買いに行くのは恥ずかしい」と思う方も多く、コンビニでスイーツを買うインセンティブがあったためです。

これに着目したファミリーマートは男性をターゲットとし、大容量サイズのエクレアやティラミスの開発に着手。

この作戦は功を奏し、長い間様々な種類のビッグサイズスイーツが開発されました。

しかしこの男性向けスイーツの開発トレンドは2009年に転機を迎えることとなります。

2009年に発売された「Wクリームエクレア」が地上波で放送されたのを契機に、爆発的ヒットを記録したのです。

インターネット黎明期時代においては、テレビなどの情報媒体の影響力は半端なものではありませんでした。

これをきっかけに少しずつ女性向けスイーツの売り上げが上昇し、2018年には従来の「Sweets+」を改め、

新ブランドである「Famima Sweets(ファミマスイーツ)」が立ち上がります。

この新ブランド誕生と同時に看板商品として販売した「ふんわりしっとりチーズスフレ」は大ヒットを遂げ、

現在にまで続くファミリーマートのオリジナルスイーツブームの火付け役となりました。

そんなファミリーマートPB「Famima Sweets(ファミマスイーツ)」のおすすめスイーツは以下の通りです。

①見た目はシンプル、だけど味は本格派「コク旨とろけるプリン」

②しゅわしゅわ食感がたまらない「スフレ・プリン」

③大満足サイズの厚切りケーキ「厚切りパウンドケーキ4種のフルーツ」

④ワインにも合う濃厚さ「濃厚焼きチーズタルト」

⑤サクサクな生地の食べ応え「香ばし生地のクッキーシュー」

⑥濃密なマンゴーの味わい「濃厚マンゴージュレ」

⑦ファミマのクレープはこれで決まり!「生チョコのもちもちクレープ」

⑧優雅に紅茶と頂きたい午後のスイーツ「いちごのふわふわケーキ」

⑨上林春松本店プロデュースの抹茶シュー「旨み抹茶のシュークリーム」

⑩マスカルポーネとチョコのコラボ「しっとり食感のティラミスバウム」



見た目はシンプル、だけど味は本格派「コク旨とろけるプリン

<「【おすすめランキング】定番&人気のファミマスイーツ8選」より>

まずファミリマートのおすすめスイーツとしてご紹介するのは、シンプルな見た目ながらも本格的な味を楽しめる「コク旨とろけるプリン」。

至って普通のシンプルなプリンに見えますが、実はこの商品は長年ファミリーマートのスイーツの頂点に君臨してきたプリンとなります。

普通のプリンとの違いは食べた瞬間に一目瞭然。

クリームの味は控えめに、濃厚な卵の甘みを堪能することができて非常にゴージャスな味となっています。

個人的に卵の味はカスタードの甘みに近いのではないかと思います。

この濃厚な卵の甘みに最下部のほろ苦いカラメルソースが絶妙にマッチしており、さっぱりと食べることのできる一品。

濃厚な甘さを持ちながらもコクのあるプリン生地は、舌の上でとろける滑らかな舌触りであなたを虜にしてしまうでしょう。

もちろんスプーンですくうことのできる硬さではありますが、油断すると下に落としてしまいそうなくらい柔らかいプリン生地です。

ただし一つだけ注意点があります。

あまりにプリン生地がもちっと柔らかいため、自転車のカゴなどに乗せて帰るとカラメルソースと生地とがぐちゃぐちゃに混ざってしまう可能性があります。

早く食べたいという気持ちは抑えながら慎重に家に持ち帰りましょう。



しゅわしゅわ食感がたまらない「スフレ・プリン」

<「【おすすめランキング】定番&人気のファミマスイーツ8選」より>

続いてご紹介するのは、しゅわしゅわとした食感が特徴の「スフレ・プリン」。

見た目はかなり斬新な、インパクトある商品ですよね。

こちらは商品名からも分かる通り、チーズスフレとプリンが一体化したスイーツです。

しゅわしゅわとした音が聞こえてくるほどふんわりしたチーズスフレと、下に敷き詰められたとろけるカスタード味のプリンが絶妙にマッチング。

また、チーズスフレとプリンの間に薄く敷かれたほろ苦いカラメルソースも、全体の味を引き締める良いアクセントになっています。

下のカスタードプリンとの相性が考えられているのかチーズスフレはそこまで甘くなく、意外にあっさりとした味わいです。

冷やして食べるとチーズスフレの部分は「蒸しケーキ」のような味だと感じる方もいるかもしれません。

対してカスタードプリンはたまご感たっぷりのなめらかプリンとなっており、甘さが十分にあります。

カラメルソースを境にしたチーズスフレとカスタードプリンの味のコントラストが、本商品の魅力をグッと引き上げていると言えるでしょう。

カロリーが若干高く、含まれている糖質の量も決して少ないとは言えませんが、いつも頑張っている自分を褒めるご褒美スイーツとしてぜひご賞味ください。



大満足サイズの厚切りケーキ「厚切りパウンドケーキ4種のフルーツ」

<「【おすすめランキング】定番&人気のファミマスイーツ8選」より>

コンビニでベーカリーが販売するような本格パウンドケーキを買いたい…

そんな方にオススメしたいのが大満足の厚切りケーキ「厚切りパウンドケーキ4種のフルーツ」。

袋を開けるとふわりと香るは洋酒の爽やかな匂い。

実際に食べてみるとこの洋酒のほろ苦さがアクセントとなり、甘めのパウンドケーキの味をグッと引き締めるのに一役買っていると言えます。

かといって洋酒が主張しすぎることもなく、パウンドケーキや4種のフルーツと絶妙なバランスを保っています。

生地となるパウンドケーキはしっとりと甘く、ごろごろと入った4種フルーツとの食感の差を楽しむことが可能。

オレンジ、レーズン、クランベリー、アップルの4種フルーツはどれも味わい深く、4種類の異なる味を体験できるため、

飽きることなく最後までぺろっと食べられてしまうところが「厚切りパウンドケーキ4種のフルーツ」の魅力だと感じます。

コンビニスイーツの枠に留まらない、洋菓子店の提供する本格パウンドケーキだと評価できるでしょう。



ワインにも合う濃厚さ「濃厚焼きチーズタルト」

<ファミリーマート公式サイトより>

発売から3日間で100万個発売を記録した伝説的大ヒットスイーツ再び。

続いてご紹介するのはワインにも合うチーズの濃厚さがポイントの「濃厚焼きチーズタルト」。

初販売となった2015年11月発売時にはなんと発売から3日間で100万個を突破し、これはファミリーマートで現在も破られていないレコードとなっています。

そしてその後何度も商品改良を繰り返し、現在もファミリーマートの主力スイーツの一角を担う「濃厚焼きチーズタルト」。

その人気の秘密は3つあります。

1つ目が「濃厚焼きチーズタルト」を専用のタルト製造機を用いて焼き上げているというポイント。

タルト製造機に洋菓子店などのプロが使用するマシンと同等のものを導入しており、専門店にも負けないクオリティを実現しています。

そして2つ目が厳選されたこだわりの原材料。

契約農場から仕入れた小麦とバターをファミリーマート独自のブレンドで調合し、外側の生地を食感良くしています。

最後に3つ目が中身のチーズ生地へのこだわり。

なんと3種類のチーズを使用しており、ベストな味わいとなるよう徹底的に配合割合を研究。

その結果濃密で奥行きのあるチーズの旨みを実現しました。

袋を開けた瞬間に飛び込んでくる濃厚なこんがりチーズの香り、そしてタルトのサクサクした食感とどれをとっても最高クラスの味です。

ワインにも合う味ですので、ぜひ一度ご賞味ください。



サクサクな生地の食べ応え「香ばし生地のクッキーシュー」

<「ファミリーマート 香ばし生地のクッキーシュー」もぐナビ>

2021年5月、ファミリーマートが手がける最高のシュークリームが2年半ぶりにリバイバル。

続いてご紹介していくのはサクサク生地の食べ応えがたまらない「香ばし生地のクッキーシュー」です。

この「香ばし生地のクッキーシュー」の特徴は、しっかりとした食感が持ち味のシュー生地。

香ばしく挽き上げたローストアーモンドと焙煎された小麦が、度重なる研究の結果生み出された黄金の比率でブレンドされています。

このこだわりの比率で配合されたローストアーモンドと小麦が生み出す生地からは、ゴツゴツとした見た目でありながらもサクッとした食感を体験することができます。

またシュー生地はサラサラとしたキャラメルシュガーがまぶされており、サクサクとした食感との対比を楽しむことも可能。

そして中には隅までしっかりと詰められたカスタードクリームが。

ファミリーマートのカスタードクリームの美味しさは言うまでもありませんが、たまごの本来の甘みとバニラビーンズの組み合わせがたまらない美味しさです。

濃密なカスタードクリームの味わいとゴツゴツとした食感のシュー生地が織りなす「香ばし生地のクッキーシュー」をぜひ一度ご賞味ください。



濃密なマンゴーの味わい「濃厚マンゴージュレ」

<「濃厚マンゴージュレ【ファミリーマート】」コンビニスイーツマスター コンビニデザート新商品の人気オススメランキング>

暑い季節にぴったりなマンゴージュレで夏を乗り切ろう!

続いてご紹介するのは濃密なマンゴーを味わえる「濃厚マンゴージュレ」。

この商品の特徴はとにかくマンゴーがふんだんに使用されているところ。

マンゴームース、マンゴーゼリー、マンゴー果肉、マンゴーピューレが所狭しと詰め込まれており、マンゴー好きにとってはたまらない一品となるでしょう。

また最上部にはナタデココが入った透明ゼリーが敷き詰められており、彩りからも爽やかに夏の暑さを吹き飛ばす一品です。

実際に食べてみると、透明なゼリーは柔らかくプニプニとしています。

対してナタデココは若干ゼリーよりも弾力があり、上部の層では柔らかさの違いを楽しむことが可能。

そしてマンゴーを食べてみると、誇張なしに口の中に入れた瞬間溶けてしまうような滑らかさ。

酸味は一切なく、マンゴー本来の甘みを存分に味わうことができます。

このマンゴー果肉とは対照的に下のマンゴーゼリーには甘みがありながらも確かな酸味があり、果肉の甘さが目立たないよう絶妙に中和しています。

このゼリーの酸味が全体的な味のバランスを整えるバランサーとして機能していると言えますね。

マンゴーが大好きな方、また夏の暑さにうんざりしている方にはもってこいのオススメスイーツです。



ファミマのクレープはこれで決まり!「生チョコのもちもちクレープ」

<ファミリーマート公式サイト>

コンビニで本格クレープ店の味を体験してみたい方へ。

そんなあなたには続いてご紹介する「生チョコのもちもちクレープ」がぴったりなチョイスでしょう。

この「生チョコのもちもちクレープ」は発売以来何度もリニューアルを繰り返し、進化し続けてきた超人気クレープです。

本商品の第一の特徴は生地に使われている「もち大麦」。

これはお餅になどに使われているもち米のように、ねばねばとしてもちもちとした食感を持つ麦を指します。

もち麦はアミロペクチンからできており、冷えた時にも消えないもちっと感が特徴の生地となっています。

早速袋を開けてみると、中から出てきたのは正方形の形をしたクレープ生地。

こんがりと程よく焼き目のついた生地はもち麦によってもちもちとした触り心地を実現しており、食欲をそそります。

そして中にはじっくりと溶かして完成した生チョコと、柔らかく仕上げられたホイップクリームが絶妙にブレンドされています。

生地は5層ほどに分けて重ねられており、食べてみるともちもち感をしっかりと感じることが可能。

そしてそこに生チョコとホイップクリームの口溶け柔らかな甘さが加わり、極上のテイストを醸し出しています。

生チョコは甘さがありながらもどこかほろ苦さも持ち合わせる味となっており、単調になりがちなクレープの味にアクセントを添えてくれる存在です。

現場からのフィードバックを元に何度も細かなリニューアルを行なっているため、その味に間違いは決してありません。

良い意味でコンビニらしからぬ、期待を裏切ってくれる王道クレープの味わいを堪能したい方はぜひ「生チョコのもちもちクレープ」を購入してみてください。



優雅に紅茶と頂きたい午後のスイーツ「いちごのふわふわケーキ」

<ファミリーマート公式サイト>

洋菓子店のパティシエにも負けない驚きの仕上がりを。

続いてご紹介するのは優雅な午後のティータイムにぴったりな「いちごのふわふわケーキ」です。

花の花弁のような形が印象的なシルエットですが、ふんわりと焼き上げられたスポンジ生地にホイップクリームといちごがトッピングされたシンプルな一品。

まるでデパ地下スイーツかのようなしっかりとしたケーキのように見えますよね。

ホイップクリームにはファミリーマートお馴染み、北海道の契約農場で飼育された牛から製造される厳選生クリームを使用。

シュガーの甘さを感じるスポンジケーキとは対照的にホイップクリームはほんのりと甘い味わいになっており、絶妙にマッチしています。

たまごというよりは、ミルクの味が強いホイップクリームだと個人的に感じました。

そしてスポンジケーキはぎゅっと凝縮された密度を感じる生地となっており、満足感のある食感です。

しかしそれでも固すぎるというわけでもなく、いちごとホイップクリームの良さを引き上げるためにふんわりとした食感に仕上がっています。

デパ地下スイーツでも味わえるような厳選生クリームを使用したケーキを食べてみたい方は、ぜひ「いちごのふわふわケーキ」を購入してみてくださいね。



上林春松本店プロデュースの抹茶シュー「旨み抹茶のシュークリーム」

<ファミリーマート公式サイト>

抹茶スイーツが大好きだという方にオススメするファミリーマートのオリジナルスイーツはこれで決まり!

続いてご紹介するのは創業450年を誇る老舗宇治抹茶店「上林春松本店」がプロデュースする「旨み抹茶のシュークリーム」。

今日では日本で最も有名な宇治抹茶店となった上林春松本店ですが、その誕生のルーツは13世紀初頭に遡ります。

室町時代の第3代将軍である足利義満が宇治抹茶を愛し、生涯に渡り宇治抹茶の文化を護り続けたことが今日に至るまでの人気を支えています。

この足利義満によって徐々に全国にその名が知られるようになった宇治茶は茶の湯文化が栄えた戦国時代が終了した後も、徳川家光などからの厚い信頼を得ていました。

そして宇治茶を450年にわたって販売してきた名家がプロデュースする「旨み抹茶のシュークリーム」は、非常に高級感のあるパッケージ。

袋から出した瞬間に宇治茶の香りがふわっと漂うほど濃密にクリームが詰められています。

そして肝心のシュー生地はというとふんわり系のシュー生地ではなくしっかりと固く焼き上げられています。

実際に食べてみるとシュー生地は触ってみた感触ほど固くはなく、少し歯を入れるとふわっとした完食も楽しむことが可能。

袋を開けた瞬間から濃密な抹茶の香りを感じたように、やはり中身には生クリームと宇治茶をふんだんに使ったカスタードクリームがぎっしりと詰め込まれています。

こちらの抹茶味カスタードクリームは、カスタードクリームの甘さよりも抹茶の渋みが際立つクリーム。

だけどカスタードクリームの甘さがこの味を目立たせすぎないように絶妙にコントロールしています。

シュークリームというスイーツはどうしても甘いというイメージが先行しがちであるため、胃に来るようなどろっとした甘さが苦手という方もいらっしゃるかもしれません。

しかしこの「旨み抹茶のシュークリーム」はカスタードクリームやホイップクリームの甘さを抹茶が良い意味で程よく打ち消すため甘すぎません。

後味はあっさり、すっきりとしていてパクッと食べられてしまいます。

そのため普段は甘いスイーツを避けるという方にもぜひ試してみて欲しいスイーツです!



マスカルポーネとチョコのコラボ「しっとり食感のティラミスバウム」

<ファミリーマート公式サイト>

ただのチョコティラミスではない奥行き深い味わいで魅了されたい方へ。

そんな方には、続いてご紹介するマスカルポーネチーズとチョコレートという意外な組み合わせの「しっとり食感のティラミスバウム」がおすすめです。

こちらは一見普通のチョコティラミスかのような外見をしていますが、実はバウムクーヘンでもあります。

というのも「しっとり食感のティラミスバウム」は、コーヒーシロップで漬け込んだバウムクーヘンに酸味と甘味のあるマスカルポーネチーズクリームを合わせた一品。

ティラミスとバウムクーヘンという組み合わせは前代未聞であり、この「しっとり食感のティラミスバウム」は発売直後から注目を集めました。

実際に食べてみると、まずスプーンを入れた瞬間にバウムクーヘンからコーヒーシロップが染み出してきます。

バウムクーヘンにはしっかりとした甘みがありますが、コーヒーシロップが加わることにより程よい甘さに抑えられています。

そしてさらに中にスプーンを入れると純白のティラミスクリームが現れます。

このティラミスクリームはファミリーマート自慢のホイップクリームをティラミスに合うよう細かく成分調整した特製クリーム。

他のスイーツに使用されているホイップクリームと比較してもより口溶け滑らかで、それでいて牛乳のコクも残されています。

このクリームはティラミスにコーティングされたほろ苦いココアパウダーと相性抜群で、この甘さでないといけないと思えるほど絶妙にマッチ。

まずスプーンを入れるとバウムクーヘン生地にぶつかり、そこからはコーヒーシロップが溢れてきて、大人なほろ苦い味を楽しむことができます。

そしてさらに中へと進むとココアパウダーを纏ったティラミスに辿り着き、

ここではミルキーなティラミスとビターなココアパウダーの織りなす濃厚な味わいを堪能することが可能。

同じスイーツで2度違う味の楽しみ方ができるのが「しっとり食感のティラミスバウム」の特徴です。



ローソン「Uchi Cafe SWEETS(ウチカフェスイーツ)」

<ローソン公式アイコン>

最後にご紹介するコンビニPBはローソンの「Uchi Cafe Sweets(ウチカフェスイーツ)」です。

ローソンが掲げる理想のPB像は「いつでもおウチがカフェになる」。

このコンセプトを元に、毎日頑張る自分へのご褒美や大切な方への手土産としても通用するような本格洋菓子店の味を追求し続けています。

「従来菓子メーカーから直接既製品を仕入れて販売していたコンビニ会社が手土産としても通用するクオリティのスイーツを作れるはずがない」というのが

洋菓子店・和菓子店の共通見解でしたが、最初にこの常識を打ち破ったのが正真正銘ローソンでした。

その最もわかりやすい例として、先ほど紹介した2009年発売の「プレミアムロールケーキ」は発売以来シリーズ累計4億個近くを売り上げるメガヒット商品に。

スポンジ生地の弾力感やクリームの高級感あふれる甘みと口溶けの滑らかさが専門洋菓子店に全く引けを取らず、

それでいて値段が専門洋菓子店が販売するロールケーキよりも安いという信じられない商品が誕生したのです。

これに地域に根付いたコンビニの持つ地理的優位性が加わり、「プレミアムロールケーキ」はコンビニスイーツが確固たる地位を築き上げる土台を作りました。

しかしこのメガヒット商品はそう簡単に誕生したわけではありません。

当時のコンビニスイーツに専門店のような知名度や威厳はほとんどなかったため、ローソンは地道に消費者との対話を積み重ねることから着手していきます。

ローソンは全国至る所に店を構えるコンビニチェーンであるため、その点を活かし効率よく大量のフィードバックを得ることができたのです。

その試みの一つが、現在のPBの原型となったアメブロ『ウチカフェ』の誕生。

ここでは週2回の開発部による情報発信、そして寄せられたありとあらゆるコメント全てにリプライがなされていました。

専門店に味やクオリティでは敵わずとも、集客力や発信力という面ではローソンにはかなり先見の明があったのではないでしょうか。

これによりローソンはスイーツ開発のアイデアに対して寄せられる消費者の「生の声」をフィードバックとして取り入れていきます。

そして何度も試行錯誤を繰り返した末に誕生したのが、コンビニスイーツブームの立役者となった伝説の「プレミアムロールケーキ」だったんですね。

ブームに火をつけたローソンは、いわばコンビニスイーツ界のレジェンド的存在であるとも言えるでしょう。

和洋を問わずどのスイーツをとっても隙がないローソンは、独自のノウハウで現在も業界を引っ張るリーディング・カンパニーとして走り続けています。

加えて2017年には三菱商事に子会社化されたこともあり、近年は海外進出にも力を注ぐようになりました。

その結果としてベルギー王室御用達の超人気チョコレート「ゴディバ(GODIVA)」とコラボしたスイーツを続々リリースするなど、

他社には真似できないようなオリジナリティをこれからも追求し続けるでしょう。

そしてこれからご紹介するローソンのおすすめスイーツは以下の通りです。

①キング・オブ・コンビニスイーツ「プレミアムロールケーキ」

②王道を征く万人受けティラミス「とろけるティラミス」

③ゴディバとのコラボスイーツ「Uchi Cafe×GODIVA ビスキュイ ショコラキャラメル」

④独特の食感に注目「バスチー -バスク風チーズケーキ-」

⑤ローソン和菓子のエース「どらもっち(あんこ&ホイップ)」

⑥個性派もっちりスイーツ「もちぷよ」

⑦芋好きのあなたに献げるもちロール「おいもさんのもち食感ロール」

⑧ぷにぷにマシュマロの弾力「ぷにぷにん ぷにぷにしたマシュマロサンド」

⑨八天堂とのコラボスイーツ「Uchi Cafe×八天堂 かすたーどラムレーズンロール」

⑩シンプルすぎる人気スイーツ「生杏仁」



キング・オブ・コンビニスイーツ「プレミアムロールケーキ」

<ローソン公式サイト>

「コンビニスイーツとは何か?」

これからご紹介する「プレミアムロールケーキ」を食べれば、その答えは自ずと導かれるでしょう。

2009年の発売以来「スプーンで食べるロールケーキ」という斬新なキャッチコピーと専門店に負けないクオリティを武器に、

スイーツ界全体のパワーバランスを一変させたローソン渾身のオリジナルスイーツです。

コンビニスイーツの原点にして頂点という言葉がこれほどしっくり来るスイーツもないでしょう。

見た目は至ってシンプルな普通のロールケーキ。

しかしこれまでシリーズ累計4億個を売り上げた実績は伊達じゃありません。

スポンジ生地・クリームいずれも綿飴のように軽い柔らかさを持ち、スプーンを入れた瞬間に驚愕の感覚を味わうことになります。

まず特筆すべきは濃厚な生クリーム。

ふわふわとした食感でありながらも味にはシャープさがあり全く脂っこくありません。

北海道で取れた牛乳から生クリームを製造しているため、余計な脂肪がなくすっきりとした味わいに仕上がっているんですね。

そのため食べ進めてもしつこさを感じることなくパクパクと口に運ぶことができます。

良い意味でコンビニスイーツとは思えない程の立体感を持つ、深い味わいの生クリームとなっています。

コンビニスイーツの象徴的なアイコンとして、ぜひ一度「プレミアムロールケーキ」の味を堪能してみてください。



王道を征く万人受けティラミス「とろけるティラミス」

<ローソン公式サイトより>

2種類のこだわりチーズを使用した高級感あふれる味わい。

続いてご紹介するのは王道かつ正統派な「とろけるティラミス」。

ティラミスクリームには北海道の豊かな自然で育った乳牛から生産されるマスカルポーネチーズと、オーストラリア産のクリームチーズの2種類を使用。

マスカルポーネチーズはふんわりと柔らかく、口に入れると自然に溶けて牛乳の甘みが感じられる癖のない味わいのチーズ。

酸っぱさや塩気もほとんどなく、チーズと生クリームを足し合わせたかのようなテイストです。

対してクリームチーズは生クリームや牛乳を混ぜることで製造されるチーズであり、滑らかな食感が特徴的。

マスカルポーネチーズと比較するとこちらにはしっかりと感じられる酸味があり、2種類のチーズをブレンドして使用することによりティラミスの味に奥行きがもたらされています。

そしてこのティラミス生地の間にはコーヒーシロップに浸されたビスキュイがミルフィーユするかのように重ねられており、

味のアクセントとしてほろ苦い渋みを与えてくれています。

最上部にはこんもりとココアパウダーがまぶされており綺麗なティラミスという印象が強く、食欲をそそられる見た目となっています。

甘すぎないティラミス生地と苦すぎないビスキュイが絡まることで生まれる大人な味をぜひご堪能ください。



ゴディバとのコラボスイーツ「Uchi Cafe×GODIVA ビスキュイ ショコラキャラメル

<ローソン公式サイトより>

ベルギー王室御用達の世界的チョコレートブランドの味をコンビニでも。

続いてご紹介するのはゴディバ(GODIVA)とのコラボスイーツとして販売されている「Uchi Cafe × GODIVA ビスキュイ ショコラキャラメル」です。

ローソンは2014年に三菱商事傘下となったことで、従来よりも海外進出に力を注ぐようになりました。

そのため海外の有名ブランドとコラボしたコラボスイーツを販売するキャンペーンが定期的に行われています。

今回コラボしたゴディバとも、ローソンはこれまで何度かコラボをしています。

上記画像をみていただくと中央には2種類のチョコレートクリームが綺麗に巻かれており、サイドには大きなビスキュイが2枚トッピングされています。

あまりこのような形で販売されているショコラキャラメルを見たことのない方にとっては、真新しいフォルムかもしれませんね。

早速クリームから食べてみると、2種類のチョコレートがそれぞれ異なる味の主張をしてきます。

上段のチョコレートクリームにはガナッシュが用いられており、甘さはあまりなくカカオ本来の味わいを楽しむことが可能。

サイドのビスキュイと合わせて食べると、しっとりとした甘さ控えめのショコラキャラメルを堪能できます。

そして一見2種類のチョコレートクリームのみが使用されているように見えますが、すこし食べ進めてみると中からベージュのクリームが。

なんとこちらはキャラメルクリームとなっており、じっくりと挽かれたアーモンドの香りを味わうことができます。

ガナッシュクリーム、キャラメルクリーム、チョコレートクリームというそれぞれ異なる切り口から味わえる3種類のクリームが味に立体感をもたらします。

ゴディバとのコラボということもあり全体的に重厚なチョコレートの深みが印象的ではあるものの、カカオのほろ苦さが程よく濃厚さを中和している印象。

450円と少々値は張るものの、従来のコンビニスイーツのチョコレートにはないコクを味わえるスイーツとなっています。



独特の食感に注目「バスチー -バスク風チーズケーキ-」

<ローソン公式サイトより>

伝説となったプレミアムロールケーキの記録を塗り替える新星現る。

続いてご紹介するのは、レアチーズでもなければベイクドでもない新しいチーズケーキの食感を提案する「バスチー -バスク風チーズケーキ-」です。

初代バスチーの発売日は2019年3月。

なんと発売からたった3日で100万個を売り上げ、あの「プレミアムロールケーキ」よりも早くミリオンを達成しました。

その後バスチーのシリーズ商品が多数販売されるようになり、今や「プレミアムロールケーキ」と双璧をなすローソンの主力スイーツとなりました。

しかしローソンは、順調に売り上げを伸ばしていた同年12月になんとパスチーのリニューアルを断行します。

抜本的に生地の素材や配合を見直し、ホイップクリームや卵の比重を大きくすることによって、より生地のしっとりとした濃厚さを高めることに成功します。

これにより初代のリピーターと新規購入層を同時に増やすことができ、売り上げは飛躍的に上昇。

現状に満足することなくリスクを顧みずに思い切って抜本的なリニューアルを行えるのは、さすがコンビニスイーツの王者ローソンといったところです。

そして2021年には2度目のリニューアルを実施。

消費者からの意見に応え卵の比率をさらに上げることにより、従来の食感を失うことなくチーズの旨みを引き出すことに成功しました。

「レアチーズケーキの食感でもなければ、ベイクドチーズケーキの食感でもない」

ローソンのバスチーを食べた多くの方はこのような感想を抱かれます。

まさにその通り、バスチーはこれらのどちらでもない新たな食感を提案する革新的チーズケーキです。



ローソン和菓子のエース「どらもっち(あんこ&ホイップ)」

<ローソン公式サイトより>

もちもちのどら焼きの中には粒あんとホイップクリームがぎっしり!

続いてご紹介するのはローソンが手がける和菓子シリーズを引っ張るエース「どらもっち(あんこ&ホイップ)」です。

どらもっちシリーズは2019年5月の発売から現在に至るまで、2100万個以上を売り上げてきたローソンおすすめ和菓子の筆頭。

和のどら焼きにホイップクリームをトッピングすることで、若年層にもウケる味に仕上がりました。

今回ご紹介している「どらもっち(あんこ&ホイップ)」は、そんな初代どらもっちシリーズのリニューアル商品。

餡の配合を見直してホイップクリームの比重を高めることで、より粒あんとのコントラストを楽しむことができるようになりました。

しかしかといって粒あんの量が減っているというわけでもなく、あくまで純粋にホイップクリームが増量されているという印象です。

そのためよりぎっしりと餡が詰まった濃密などらもっちを楽しむことができます。

粒あんと生クリームが入っていると聞いてしまうと、「甘い×甘い」の組み合わせのため一見べっとりとしたくどい味を想像する方もいるかと思います。

しかしその点を考慮し両方とも甘さは控えめに抑えられているため、くどさを感じることなく一気に食べられてしまいます。

カロリーが若干気になるところですが、普段頑張っている自分へのご褒美スイーツとしてぜひこの味を堪能してください。



個性派もっちりスイーツ「もちぷよ」

<ローソン公式サイトより>

ワンコインあれば買えてしまうお手軽さがウリ!

続いてご紹介するのはローソンでしか買えない個性派もっちりスイーツ「もちぷよ」です。

「もちぷよ」はローソンで最も安価なスイーツとなっており、そのもちもちとした食感に多くの人が魅了されてきた大人気スイーツです。

早速袋を開けて見てみると、生地のあまりの白さに一瞬「お餅か?」と勘違いしてしまいます。

表面には光沢がありつるつるとしてそうな見た目です。

そして生地に触れてみると、もちぷよが手に吸い付くかのような驚きの柔らかさで迎えてくれます。

つんつんと触ってみると、弾力性がありもちっとした反発力を感じられて最高の触り心地です。

この感覚は先程ご紹介した「どらもっち あんこ&ホイップ」に近しいものが感じられます。

そして断面をカットしてみると、中からは溢れんばかりの濃厚ミルククリームが登場。

北海道産のミルクのみを使用したミルクカスタードとホイップクリームをブレンドして使っており、甘さがありながらもすっきりとした後味のクリームとなっています。

ぷにぷにとしたもちぷよ生地にこのミルククリームは合わないはずがありません。

口に入れるとまず鼻を通るのは濃厚なミルククリームの香り。

バニラエッセンスが効いていることもあり、非常に濃密なミルククリームといった印象です。

そして次に歯を入れて噛み締めてみると、さきほどのもちもちとしたあの感覚をあじわうことができます。

触った通りのぷにぷにとした弾力ある食感です。

もちっとした生地に濃厚ミルククリームがぎっしりと詰め込まれており、「本当で100円で大丈夫か?」と思ってしまうほどの満足感。

これがリピーター続出のローソン自慢の隠れ名スイーツです。

サイズもちょうど良く小腹を満たすために程よい大きさとなっているため、「スイーツを食べたいけど、がっつりという気分ではない」という時にぴったりの商品です。



芋好きのあなたに捧げるもちロール「おいもさんのもち食感ロール」

<ローソン公式サイト>

全世界の全芋好きのみなさんに伝えたいこの美味しさ。

続いてご紹介するのは芋好きのあなたに捧げたいもちもち食感ロール「おいもさんのもち食感ロール」。

そもそも「もち食感ロール」といえば北海道産生乳をふんだんに使用したクリームを巻いた、ローソン自慢のロールケーキでした。

コンパクトなサイズに切り分けられた6つのロールケーキの味はまさに王道そのもの。

特に変わったことはなく食べやすいサイズとその本格的な味わいに人気を博しています。

これまで宇治抹茶味、ショコラ味、キャラメルなどのフレーバーも販売されてきたローソンの看板商品です。

季節ごとに新たなフレーバーが追加されていることもあるため、筆者もローソンに行った際には必ず「もち食感ロール」をチェックするほど。

そしてこの「おいもさんのもち食感ロール」は、2021年9月から新しく販売された「もち食感ロール」シリーズ待望の新作。

元祖「もち食感ロール」の良い点を踏襲しながら、中にはざっくりとカットされた「なると金時芋」がゴロゴロと入った芋好きにはたまらない一品です。

なると金時芋とは主に徳島県の鳴門市で栽培されているブランドさつまいも。

糖度が高く非常に甘みが強いのが特徴的なさつまいもとなっています。

一巻きするロールケーキ生地はこれまで同様の味わいでふんわりもっちりとした柔らかさが特徴的ですが、クリームはお芋の香り漂うスイートポテト味に。

そしてさらに中心にフォークを進めると、中からなると金時芋を使った黄金の特製餡が。

食感が楽しめるのがなると金時芋ではありますが、ペーストにして餡に加えても十分濃厚な甘さを感じることができます。



ぷにぷにマシュマロの弾力「ぷにぷにん ぷにぷにしたマシュマロサンド」

<ローソン公式サイト>

ぷにぷにマシュマロとパリパリ板チョコの食感の違いが面白い!

続いてご紹介するのは弾力際立つマシュマロが特徴的な「ぷにぷにん ぷにぷにしたマシュマロサンド」です。

こちらは2021年8月に発売されたローソンの新作スイーツ。

外側の生地はもちっと食感、対して中に挟まれたマシュマロクリームはぷにぷにとしており、さらにその下にはチョコクリームとパリパリとした板チョコが挟まれています。

「ぷにぷにん」の最大の推しポイントはこれら全く食感の違う4種類の素材が使われており、飽きのない食感を楽しめるというところ。

早速開封して見た目を確認してみると、もちっとしたシュークリームのような生地が登場します。

横から見てみるとマシュマロクリームが2枚の生地に挟まれるような格好になっており、マカロンのような見た目だなと感じました。

実際に食べてみると、もちもち生地とマシュマロクリームの柔らかさが相性抜群!

そしてその下にパリッとしたほろ苦い板チョコがあるため、マシュマロクリームの甘さを絶妙に加減してくれています。

結果的にもちっと生地とマシュマロクリーム、板チョコが良いバランスでお互いを支え合うことで最高のハーモニーが生まれています。

これだけ甘そうなスイーツが詰め込まれているためカロリーが心配になるところですが、なんと178kcalに抑えられています。

もちっとした生地、そしてマシュマロとチョコレートの組み合わせをぜひ堪能してみてください。



八天堂とのコラボスイーツ「Uchi Cafe×八天堂 かすたーどラムレーズンロール」

<「【新発売】ローソン Uchi Cafe × 八天堂 かすたーどラムレーズンロール」甘党女子の戯言>

クリームパンでお馴染みのあの八天堂がプロデュース。

続いてご紹介するのはカスタードクリームの甘さが光る「Uchi Cafe × 八天堂 かすたーどラムレーズンロール」です。

八天堂は創業昭和8年の老舗クリームパン専門店。

 

当時の日本はアメリカを発端とする世界大恐慌の真っ只中にあり、庶民の生活は苦しくなる一方でした。

そんな中で初代社長は「甘くて美味しい和菓子を通じて、周りを元気付けたい」と志し、八天堂を広島の三原市に創業。

そしてその後日本が戦後復興を遂げるにつれ徐々に「和」と「洋」の融合を志向し、現在のクリームパン販売を専門とする八天堂に至ります。

本商品はそんな八天堂自慢のカスタードクリームにラム酒を配合、さらにラムレーズンソースを練り込んだ味わい深い大人なロールケーキ。

早速パッケージを開封してみると、爽やかなラムレーズンの香りがふわっと漂って食欲をそそられます。

そしてロールケーキ生地にフォークを刺してみると、想像以上の柔らかさが。

これはどうやら容器から取り出さずに直接食べ進めるのが良さそうですね。

ロールケーキには八天堂特製のカスタードクリームがたっぷりと含まれており、非常に濃厚でありながらもしつこくない高級感あふれる味わいのクリームとなっています。

そして食べた後にはラムレーズンの香りがかすかに残り、余韻を存分に楽しむことが可能。

このクリームをたまご感たっぷりのふわふわロールケーキ生地がぐるりと一巻きしており、濃厚なクリームを抱きしめるかのような優しい味わいに。

ラムレーズンソースがあると、やはり普通のロールケーキには出せない大人な味わいを引き出すことができますね。



シンプルすぎる人気スイーツ「生杏仁」

<「もはや飲み物だ…!ローソンの「生杏仁」がまさに”生”食感でした」ママテナ>

生杏仁なのにゴクゴク飲める甘いドリンクのような味わい?

続いてご紹介するのはローソンでおそらく最もシンプルなスイーツである「生杏仁」。

本商品は2021年8月10日にローソンからリリースされた新作スイーツです。

ローソン公式サイトは本商品を「杏仁本来の味わいを楽しめる」スイーツであると紹介しています。

ネット上には「飲み物みたい」といったコメントも多くあり、「そんなに柔らかいの?」と興味が湧きます。

杏仁豆腐というともとから柔らかいイメージがありますが、実際のところはどのような食感なのでしょうか。

早速開封してみると、中から見るからに柔らかい真っ白な杏仁豆腐が登場。

個人的にはもはや液体に近いとさえ感じるほど、斜めに傾けるとこぼれてしまいそうな柔らかさです。

口に運んでみてまず飛び込んできたのはクリームの甘さ。

どうやら北海道で飼育する乳牛由来の生乳をふんだんに使用しているそうで、ナチュラルな甘さを感じることができます。

かなり濃厚ではありますが、べっとりとした甘さではなく後味スッキリのクリームだという印象です。

そして杏仁豆腐は実際に食べてみても舌触りはかなり滑らかで、プリンよりもさらに柔らかい食感。

つるっとして非常に食べやすいため、体調が悪いときにもぺろりと平らげてしまえるようなお手軽スイーツだと評価できます。

まとめ:【2021年最新版】なぜコンビニスイーツは売れ続けるのか?おすすめコンビニスイーツを大紹介!

ここまでコンビニスイーツの歴史やコンビニ大手3社であるセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンのおすすめコンビニスイーツをご紹介してきました。

コンビニスイーツの歴史は浅いものではありますが、コンビニ各社はPBを立ち上げてオリジナリティを出そうと努力を重ねてきました。

今やどのコンビニであっても高いクオリティのスイーツが販売されているため、比較したりするのもすごく楽しいですね。

本記事をご覧になった方がよりコンビニスイーツの魅力に気づいてもらえれば嬉しいです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。